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- ジータ・C加工について
ジーター・Cの特長
ζ・Cotton(ジーターC)は優れた吸水・保湿性能と
速乾機能を兼ね備えた寝装・寝具・衣料用綿布です。
- 優れた吸水・保湿性能と速乾機能を兼ねそなえた綿布製品です。
- 乾燥環境下での繊維に対する高い保湿性能は肌にもやさしく、 肌を痛めることがありません。
- 就眠中の汗水分を吸収するとともに放出し、常に一定の保湿性を保ち、肌に優しさと爽やかさをあたえます。
- 木綿繊維がもつ特有の風合いを損なうことなくしなやかで、爽快な着心地を長くお楽みいただけます。
ジーター・C加工効果
吸水速度 JIS L 1096
A法(滴下法) | ジーター・C | レギュラー |
---|---|---|
初期 | 5.1秒 | 26秒 |
洗濯5回 | 6.5秒 | 19秒 |
A法(バイレック) | ジーター・C | レギュラー | ||
---|---|---|---|---|
タテ | ヨコ | タテ | ヨコ | |
初期 | 62mm | 51mm | 32mm | 32mm |
洗濯5回 | 52mm | 46mm | 38mm | 36mm |
保湿性(相対含水率)
関係温度 (%RH) |
相対含湿率(%owf) | |
---|---|---|
ジータ・C | レギュラー | |
35 | 6.78 | 5.2 |
65 | 7.5 | 6.5 |
80 | 8.8 | 9.2 |

速乾性(相対含水分量)
遠心脱水含水率(脱水 5分) | |
---|---|
ジータ・C | 52.。1% |
レギュラー | 53.5% |

乾燥時間 (分) |
生地の含水率(g/m2) | |
---|---|---|
ジータ・C | レギュラー | |
0 | 49.0 | 53.5 |
10 | 39.2 | 44.8 |
60 | 25.5 | 32.3 |
90 | 17.3 | 23.8 |
150 | 9.9 | 13.2 |
物性
通気性 L1096フラジール型 |
初期 (cc/cm2/sec) |
5以下 | 収縮率 L0214 103法 |
1回後(%) | タテ | 5以下 |
ヨコ | 3以下 |
ジータ・C加工の組み立て方(説明)
ジータ・C加工は湿度の低いところでは空気中の湿分を吸収し、湿度の高いところでは空気中の湿分を吸収しない、または放出(脱湿)するように設計しました。
繊維は大気中の関係湿度に応じて含有する水分が変化します。また、同じ関係湿度にあっても、濡れた繊維が乾燥した水分量と、絶乾した繊維が吸湿する水分量とは同じ関係湿度の下であっても含有する水分量は違ってまいり、普通前者の方が後者よりも大きい値になります。これを、一般的にモイスチャーリゲインのズレと呼称します。
木綿、羽毛、絹などの天然繊維は繊維自体が含有する水分率も、水分率の変化も、それに上記のモイスチャーリゲインのズレも合成繊維に較べて格段に大きいという特長があります。
ジータ・Cは木綿繊維の吸湿を損なうことなく、水分率の変化とモイスチャーリゲインのズレを小さくするよう設計した加工であります。
ジータ・C加工の基本的には次の3つの組み合わせからなっております。
- 高い湿度の環境での吸湿量を下げるために、木綿繊維全体を一旦、僅かに疎水化する。
- モイスチャーリゲインの変化とズレを小さくするために、吸湿性の比較的低い薬剤と関係湿度に関係なしに一定の湿分を保持する薬剤とを組み合わせた薬剤を付与する。
- 高い湿度の環境でのべたつき(吸湿過度、湿り)を避けるために、熱伝導性の比較的高い無機物(極く微粒子)を添加併用する。
勿論、1.2.3はそれぞれ別個に作用しているのではなく、それぞれが、相互に働く相乗効果を期待した加工条件を組み立てております。
