羽毛「以外」の掛け布団ならこれが絶対におすすめ!
「羽毛布団はどれがいいの?」「羽毛布団の選び方は?」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな悩みを解決するために、羽毛の種類や羽毛布団を選ぶときにチェックするポイントを解説します。
また、布団クリーニング歴37年のアイクリーンサービスがおすすめする羽毛以外の優れた掛け布団もご紹介します。
羽毛布団に負けない暖かさや快適さを持つ布団が存在することを知っていただき、羽毛布団選びの参考にしてください。
なぜ羽毛布団がいいと言われているのか?
多くの人が羽毛布団を使用していますが、なぜ羽毛布団がいいと言われているのかを正確に理解している人は意外と少ないかもしれません。
ここでは、羽毛布団が「良い」とされる理由をご紹介します。
・軽くて体にフィットする
羽毛布団は非常に軽く、体に自然にフィットします。
寝返りを打っても布団がズレにくく、快適な眠りをサポートします。
羽毛布団の柔らかさと軽さが、多くの人に愛される理由の一つです。
・保温性が高く暖かい
羽毛布団は抜群の保温性を誇り、寒い冬の夜でも暖かさをキープしてくれます。
また、湿度をコントロールする性質もあるため、蒸れにくく快適な寝心地を保ちます。
・長く使える
羽毛布団は正しくメンテナンスすれば、10〜15年ほど使用できる耐久性もあります。
初期投資は少し高めでも、長く使えるのでコスパにも優れています。
以上の理由から、羽毛布団は長く快適に使えるため、選ばれ続けているのです。
羽毛の種類は3種類
羽毛には大きく分けて次の3種類があります。
- ダック
- グース
- マザーグース
それぞれの羽毛には異なる特徴があり、羽毛の種類や割合によって暖かさや価格が変わってきます。
ここでは、各羽毛の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
ダック
「ダックダウン」は、アヒルの羽毛を使用した掛け布団です。
ダックダウンは、手軽な価格帯で販売されることが多く、羽毛布団の中では比較的リーズナブルです。
リーズナブルであるため、はじめて羽毛布団を購入する人にも人気があります。
しかし、グースやマザーグースに比べると、ダックの羽毛はやや小さく、保温性や軽さでは劣る部分もあります。
メリット | デメリット |
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価格の相場
ダックダウン布団の価格は、10,000〜30,000円程度が一般的です。
グース
「グースダウン」は、ガチョウの羽毛を使用した掛け布団で、ダックダウンよりも保温性が高く、軽量です。
ダックダウンよりも品質が良いため、高級志向の人に人気があります。
羽毛が大きく、空気を多く含むため、より高い断熱効果が得られます。
また、グースダウンはダックダウンに比べて臭いが少ないのも特徴です。
メリット | デメリット |
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価格の相場
グースダウン布団の価格は、30,000〜80,000円程度が一般的です。
マザーグース
「マザーグースダウン」は、成熟したガチョウから採取される非常に高品質な羽毛です。
他の羽毛に比べて、特に保温性と柔らかさが優れており、最高級の羽毛布団に使用されます。
羽毛が大きく、ダウンボールがしっかりしているため、軽くて温かさをしっかり保つのが特徴です。
メリット | デメリット |
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価格の相場
マザーグースダウン布団の価格は、80,000〜200,000円程度が一般的です。
上記で紹介した羽毛の他に「アイダ―ダック」というホンケワタガモから採取される最高級ダウンもあります。
アイダ―ダックはスティッキー性という特性をもっていて、他の羽毛に比べて段違いに暖かいのが特徴です。
一般的な羽毛はダウンひとつひとつがバラバラの状態ですが、アイダーダウンは羽毛が絡み合いひとつの大きな塊を作るため、空気を閉じこめてすぐに暖かくなります。
また、アイダ―ダックの採取方法は、母鳥が自ら引き抜いたダウンで作られた巣の跡から農夫が手作業で採取しています。
そのため年間で羽毛布団2000枚分程度しか採取されない貴重な羽毛です。
アイダ―ダックダウン95%の羽毛布団は1枚200万円近いものもあります。
羽毛布団を選ぶときにチェックすべきポイント
羽毛布団は、長く使う寝具だからこそ、しっかり選びたいものです。
特に、これまでなんとなく羽毛布団を使ってきた人や、寿命を迎えて新しく購入を考えている人は、失敗しない羽毛布団の選び方を知っておくことが大切です。
高価な羽毛布団であるからこそ、「買って後悔したくない」という気持ちが大きいでしょう。
以下では、羽毛布団を選ぶときに失敗しないためのポイントを詳しく解説します。
羽毛の種類
羽毛布団の暖かさや価格は、使用される羽毛の種類によって大きく変わります。
一般的に、ダックダウン、グースダウン、マザーグースダウンの順に保温性が高くなり、保温性に伴って価格も上がります。
さらに、布団の品質を見極める上で重要な指標となるのが「ダウンパワー」です。
ダウンパワーとは、羽毛の膨らみ具合を示す数値で、この数値が大きいほど、空気を多く含み、保温性が高くなります。
例えば、ダウンパワー400以上が高品質とされており、600以上は非常に優れた保温性を誇ります。
ダウンパワーの高い布団は軽くて暖かく、より快適な睡眠環境が確保できますが、その分価格も高くなる点に注意が必要です。
側生地
羽毛布団の側生地には、主にコットン(綿)とポリエステルが使用されます。
それぞれには異なるメリットとデメリットがあります。
コットン(綿)
メリット | デメリット |
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ポリエステル
メリット | デメリット |
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キルト
羽毛布団のキルト(縫製)には、さまざまな種類があり、暖かさや耐久性に影響します。
キルトの種類によってマス目の大きさや数が異なり、マス目が羽毛の偏りを防ぎ、保温性を高めます。
キルトの種類 | 特徴 |
立体キルト |
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2層キルト |
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たたきキルト |
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キルトを暖かい順に並べると、立体キルト > 2層キルト > たたきキルトとなります。
羽毛の種類や側生地、キルトをチェックしても、羽毛布団の種類はたくさんあるためどれが自分に合っているのか迷ってしまう人もいるでしょう。
次項では、そんな人におすすめの商品を紹介します。
羽毛布団を買うならコスパ最強の「ダウンフィール掛け布団」がおすすめ
羽毛布団は高価なものが多く、購入後に「思ったほど暖かくない」「手入れが難しくカビやダニが発生してしまった」というケースも少なくありません。
そんな悩みを解決するのが、コスパ最強の「ダウンフィール掛け布団」です。
ダウンフィールは羽毛布団に近い暖かさが得られ、自宅で手軽に洗濯できるため、アレルギー対策も万全です。
本項では、手軽で扱いやすく、コストを抑えたい人におすすめなダウンフィール掛け布団を紹介します。
自宅で洗濯できる「ウォッシャブル繊維」だから常に清潔を保てる
ダウンフィール掛け布団は、自宅で洗濯できる「ウォッシャブル繊維」を使用しているため、常に清潔に保てます。
とくに、側生地に使われている「マイクロマティーク®」は、一般的なポリエステルや綿と比べて速乾性が高く、吸湿性にも優れています。
洗濯を繰り返しても縮んだり型崩れがなく、羽毛布団のように手間がかかりません。
アレルゲンを寄せ付けにくくアレルギーでお悩みの方にもおすすめ
喘息やアレルギーがある人にとって、羽毛布団は使用できない場合があります。
その理由は、羽毛布団にたまるハウスダストやダニ、側生地から突き出た羽毛により、アレルギー反応を引き起こす原因になるからです。
さらに、羽毛布団は洗濯が難しく、清潔を保つのが難しいという問題もあります。
一方、ダウンフィール掛け布団は、自宅で簡単に洗濯でき、乾きやすい中綿と生地を使用しているため、アレルギーでお悩みの人でも安心して使用可能です。
アレルゲンを寄せ付けにくく、常に清潔な状態を保てるので、健康的で快適な睡眠環境を整えられるでしょう。
2層式構造で羽毛布団に負けない暖かさ
ダウンフィール掛け布団は、2枚の布団を重ね合わせた「2層式構造」を採用しており、空気の層が保温効果を高めるため、羽毛布団に負けない暖かさを実現しています。
また、新モデルでは、従来の52マスから72マスに増加し、体によりフィットするデザインになりました。
このフィット感の向上により、布団が身体にしっかりと密着し、さらに暖かさが増しています。
さらに、表裏のキルトがずれている設計により、より高い保温性を実現しています。
ダウンフィール掛け布団であれば、寒い季節も快適に過ごせるでしょう。
まとめ
羽毛布団が選ばれる理由として、軽くて体にフィットしやすく、高い保温性が挙げられます。
また、長寿命であり、一度購入すれば10〜15年使用できる点も大きなメリットです。
羽毛布団には「ダック」「グース」「マザーグース」の3種類があり、保温性や価格が異なります。
羽毛布団を選ぶときには、羽毛の種類だけでなく、ダウンパワーや側生地、キルト構造を確認することが重要です。
選ぶ時にチェックすべきポイントを押さえておくことで、自分に合った布団を見つけやすくなります。
しかし、アレルギーや手入れの手軽さを重視する人には「ダウンフィール掛け布団」がおすすめです。
自宅で洗濯可能なウォッシャブル繊維を使用しており、アレルゲン対策も万全です。
コスパも良く、暖かさや使い勝手に優れたダウンフィール掛け布団は、羽毛布団の代替として非常に優れています。